気まぐれ日記 2018年7月

2018年6月はここ

7月1日(日)「リハーサル・・・の風さん」
 1週間後に我が家に元部下を呼んでバーベキューをやるので、そのリハーサルをすることにしていた。
 幸いというか、好い天気である。ワイフとアクアで出発した。
 先ず、当日の食材購入先の下見である。地元の農家が経営している野菜販売所へ行った。この時期の旬の野菜をチェックしつつ、今夜用に少し購入。続いて、魚介類の市場へ。バーベキュー用の購入は何年ぶりだろうか。昔との違いはないかチェック。個別に値段の上がり下がりはあるが、トータルでは同じようだった。続いて、似たような市場へ。ここはワイフが気に入っているらしい。来週は利用しない。
 下見が終わったので、いつも行くショッピングモールへ。バーベキュー用品から食材まで、ゆっくり見ながら、今夜の食材も少し購入。
 帰宅し、サンドイッチでランチにした後、お互いに雑務。ほとんどバーベキューにつながる仕事だ。
 夕方から、屋外にバーベキューグリルを始めとして、必要な設備を並べ始める。今夜は二人だけなので、必要最小限だが、それでも立派なリハーサルになる。特に、必要な機材の配置(レイアウト)の検討は重要だ。
 夕食を兼ねてバーベキューを始めてみたら、今回購入したバーベキューグリルがかなり高性能で、弱火でもすぐ焼けることが判明した。少人数では少しずつ焼くのに苦労する(ガスを止めない場合)。大勢の時は、頑張れば、あっという間に焼けてしまうだろう。そのへんのペース配分が難しそうだ。
 だんだん日が暮れて、明かりが必要になってきたら、すごくいい雰囲気である。まるで映画のセットのようだ(笑)。
 涼しい風が吹いていて、すっかり夜になると星の数がどんどん増える。この雰囲気全体が最高のもてなしになるだろう。
 しかし、これは天候次第だ。週間天気予報をチェックすると、昨日と大きく変わっていた。梅雨明けしそうだったのが、怪しい。今夜のような天候を祈るしかない。

7月2日(月)「週間天気予報を気にしながら・・・の風さん」
 これからしばらく天気が気になってしようがないだろう。台風は九州地方を襲っている。週末までには当地を通り過ぎて消滅しそうだが、雨の予報は変わらない。元同僚へ1週間延期が可能か、いちおう確認してもらうようにメールを送らねば。
 とは言え、準備は着々と進めなければならない。
 先月できなかったキャメロンの12か月点検と若干の修理をカリチューに頼むため、午前中に出発した。ところが、出発してすぐ異変。
 昨日、キャメロンの幌の後部の亀裂を応急修理した。そのとき、キャメロンの車室内にやぶ蚊が侵入し、少し刺された。追い出すことができず、とじこめたままだったのが、また出てきたのだ。両サイドの窓を全開にして走行し、何とか追い出そうと試みたが、なかなかできなかった。やっといなくなったと思って窓を閉め、エアコンのスイッチを入れるまで30分は走行したろう。やれやれ。
 それでも予定通りに着いたのはよかったが、社長と私的な話題で話し込んでしまったので、予定より1時間くらい遅くカリチューを出発。社長とは私が就職のため当地に来て以来のお付き合いである。つまり、もう38年。
 帰りにドラッグストアでバーベキューの時に必要になる虫よけスプレーなどを購入。GSで代車にガソリンも補充した。
 さらにホームセンターにも寄って、やはりバーベキューの時に必要になるガーデンライトなどを購入した。
 帰宅し、高速ランチとなったが、今日は気分で納豆ご飯(笑)。
 その後は、雑務がたんとあって、落ち着いて仕事ができなかった。
 夜になっても週間天気予報に変化はなかった。

7月3日(火)「雨が降り出す前に・・・の風さん」
 今日は晴れるが、明日から雨の予報である。雨が降り出さないうちにやらねばならないことがある。
 代車でワイフとホームセンターへ。1日にチェックしておいた買い物を実施。荷物が大きいので、また軽トラを借りた。しかしこれは、確信犯である。アクアで来れば乗せられないことはない。代車としてアクアより小さいクルマを要求してあった。軽トラを借りたかったからだ。
 最近、ワイフは屋内の整理整頓にパワーを投入している。私がコツコツやってきた成果で、ようやくワイフも手をつける気になった。そうやって始めてみると、次々にやりたいことが出てくる。身辺整理は進めば気分も良くなるのだ。
 帰宅して購入品をおろした後、クリーンセンターへ持ち込む荷物を積み込んだ。今朝もゴミ集積場に4袋も出したが、大きな物やリサイクル品はクリーンセンターがベストである。ワイフの頑張りで、とてもアクアに積み込めないほどたくさんあったのだ。
 軽トラを返却に行く途中にクリーンセンターがある。ホームセンターの軽トラで乗り込むので、家庭ごみではないのでは、と疑われる心配があるが、ワイフが同乗しているので安心。長年お世話になって役目を終えた品々に感謝の気持ちを捧げながら処理した。
 授産施設に寄ってパンを購入して帰宅。ここのパンは本格的で美味しいのだ。ぜいたくなランチ。
 満腹になったので、ワイフが「また昼寝でしょう」と言うので、意地で屋外作業に出動した。明日から雨なので、草刈りをやらねばならない。もう少し早くやるべきだった。けっこう雑草が伸びている。曇り空の下、バッテリー2個半分が必要だった。いつものように、道路側の清掃をし、使った器具の洗浄もした。シャワーを浴び終わるまで2時間だった。
 近所の土地が売れて、業者が来て施主と打ち合わせをしていた。噂のカップルだった。同じ団地内で育ったカップルで、うちの3人の子どもらと年齢も近い。地元に根をおろそうというのは表彰ものである。
 夜になって、天気は下り坂になり、就寝前に早くも雨が降ってきた。ギリギリの人生みたいだ。

7月4日(水)「また腰痛だ・・・の風さん」
 今日から雨が続く。台風7号はそろそろ温帯低気圧になるが、前線が日本列島にかぶってくる。天変地異はまだ続くのか。
 さあ今日も頑張るぞ、とベッドから起き上がろうとしたら、腰が痛い! 昨日の最後の草刈りの後遺症らしい。昨年は、手で草刈りをしてひどい腰痛に襲われた。だから、なるべく電動草刈り機のみで草刈りをしようと思っていた。昨日も電動草刈り機だけだった。それでも腰痛になってしまうのだから、腹筋や背筋が弱っている証拠だ。リハビリが終わったので、早く筋トレを再開しなければならないのだが、忙しい。
 ルーチンの雑務を終え、納豆ご飯で高速ランチにし、ワイフのアクアで出発した。腰痛なので、コルセットを巻き、痛み止めも飲んだ。
 1時間走って(途中ATMで現金をおろし)、歯科医院に到着。半年に1回の定期健診(歯石取り)だ。また、歯の一部が欠けているのが見つかったが、次回まで様子見となった。老人特有の歯周病に注意しているが、歯が欠けるのも要注意だな。
 カリチューへ行き、キャメロンを受け取ると同時にアクアの12か月点検をお願いした。キャメロンの追加修理も決めたので、次回、アクアを受け取るとき、またキャメロンをドック入りさせることになりそうだ。
 帰りにホームセンターに寄って検討中の品物をチェックした。
 帰宅は5時半。ずっと小雨が降っていた。コルセットと痛み止めのおかげで何とか無事に帰って来られた。
 就寝前にサンドラ・ブロックの「シャッフル」を観た。大変な1週間がシャッフルされて主人公に訪れるというミステリー。ち密な作りが必要だが、少々ずさん。
 明日は腰痛が治りますように。

7月5日(木)「腰痛と悪天候と・・・の風さん」
 すっかり腰痛を忘れてベッドから起き上がろうとしたら……、痛てて、となった。
 コルセットをし、痛み止めを飲んで、今日も無理はできない。
 日本列島は各地で大雨が降っている。天変地異としか言いようがない。しかし、幸運にも当地の雨は穏やかで、曇り空だけの時間帯も多い。
 早々とルーチン雑務を片付けて、執筆に取り掛かった。
 じゃんじゃん書ける状態ではないが、他のことはせず、これだけに集中するのが今日の予定だ。
 相変わらず書き出しで停滞しているのだが、全体を考えると、つじつまが合わなくなるので、修正が必要だと分かった。しかし、史実(歴史背景)に忠実に書こうとすると、やはり知らないことが出てくる。避けて書くこともできないわけではないが、少し調べれば分かることを、それをせずにテクニックでごまかすのは私の性に合わない。しかし、調べ出すと、どんどんはまっていくのが私の悪い癖なので、見切ることも重要なのだが。
 週間天気予報がほとんど変わらないので、会社の元同僚から、8日のバーベキューはやはり延期しましょう、というメールが届いた。悪天候では仕方ないのだが、次の予定は簡単には調整できない。招待しているのに、苦労かけて申し訳ない。
 深夜まで執筆できずに調査ばかりに時間を使ってしまった。
 明日こそ進めなければ。

7月6日(金)「西日本は大雨・・・の風さん」
 恐る恐る起床。今日はコルセットも痛み止めもなしにしよう。
 今日も天気は悪い。当地は小雨模様だが、西日本はかなり広い範囲で猛烈な雨になっている。気象庁が特別警戒警報を出した。
 8日のバーベキューも延期を決定した。たとえ晴れても(あり得ないが)、広い範囲で災害が起きている時にレジャーはできない。
 今日はまたオウム真理教事件の死刑囚7人が一度に刑の執行がされるという衝撃的なニュースもあった。すべての裁判が終了し、来年以降の国の慶事を考えると、恩赦がされる前に終えてしまうという配慮もあったろう。死刑制度に代わる新たな刑罰を決めるのも大変な作業になる。色々な批判があっても、急ぐしかなかったと思われる。
 よく真相解明というが、人類史上、宗教と戦争、殺人が強い関係を持った事件は続いている。なくならないのだ。第二の麻原が出現しても、その危険の芽を摘むのは至難の業だろう(既にと言うか、今でも、たとえ麻原が死んでも、教祖として崇めている団体は存在している)。
 インスタントラーメンを食べ、小雨が降る中、キャメロンで出発した。
 カリチューへ行き、点検を終えたアクアを受け取り、キャメロンを修理のために置いてきた。幌の後部の交換(色違いだが)が目的だが、タイミングベルトの交換もある。以前のオーナーは10万キロ前に交換したそうだ。もうすぐ20万キロになるので、私も交換する。これで、次の交換時期つまり走行30万キロが新たな目標になる。エンジンが壊れない限り、キャメロンが私の最後の愛車になりそうだ。ちなみに、キャメロンは地下鉄サリン事件のあった平成7年3月が初年度登録のクルマである。
 帰宅し、休憩後、また執筆に専念した。ペースは遅いが、進めなければ。
 深夜になっても、西日本の大雨は猛威をふるっている。
 今日は何とかコルセットと痛み止めは使わなかった。

7月7日(土)「天変地異への備え・・・の風さん」
 相変わらず西日本では豪雨だ。
 いつもの時刻に起きたが、寝不足気味。頭が重い。頭痛薬か仮眠が必要だろう。
 午前中にルーチン雑務を終え、昼食を摂る気もなく仮眠態勢に入った。
 1時間も横になっていただろうか。ワイフからインターフォンで昼食の知らせ。行かねばならぬ(笑)。
 まともな昼食を終える頃には頭痛が治っていた。
 幸い、当地の天気は曇り。執筆を再開。資料読みと違って、わずかでも書くつまり創作する行為には大きなエネルギーを要する(私の場合)。
 夕方からポツポツ小雨が降り出した。それが、晩ご飯を食べ終わる頃には、雷まで。不安定な天気が続いている。西日本の被害状況が明らかになるにつれ、それは大きくなるばかり。特別警戒警報が出ていても、全員が安全な場所に避難しているか、確認まですることはできないから、天変地異に対する安全対策はまだまだ課題が多い。
 ちなみに、我が家が特別警報区域に入ったらどうなるか、ワイフと話し合った。高台で近くに山はない。川も流れていない。地盤は特に問題ない。保存食に問題があるので、早めに買いに行くくらいか。過疎化が進んでいて、インフラは劣化する方向にあるが、とりあえずは安心。
 再来年出版となった作品の企画書の改訂版を送る必要があったので、就寝前に改訂に取り組んだ。週明けには送っておこう。
 外はまだときどき雨が降っているようだ。

7月8日(日)「企画書の改訂・・・の風さん」
 寝不足にならないようにゆっくり起床。
 雨は上がっていて薄曇りだ。豪雨被害は増えている。天候が回復しても被害は増えることはあっても、過去に戻れることはない。いつまで続くのか、天変地異。
 朝食後ルーチンの雑務を終えた。
 次第に青空がのぞくようになってきた。バーベキューがやれる天気になるかもしれないが、そんな場合ではない。しかし、得られた時間を、昨夜から着手した企画書の改訂に使おう。
 先月の打ち合わせ結果を反映するので、本質的な変更になる。つまり、主人公の人物設定の変更だ。当然プロットもそれに応じて変わる。新たに調べることはないが、変更は大きい。
 結局、晩ご飯前までかかってしまった。
 これを送ると、来月の企画会議で提案してもらえると思う。それでも、出版時期は再来年である。今の私の実力からすれば、それくらいがちょうどいいのかもしれない。
 やはり、午後からすっかり晴れた。はじめ風が強かったが、しだいにおさまった。自然は皮肉屋だ。

7月9日(月)「またダウン・・・の風さん」
 寝室のエアコンが壊れているが、まだ熱帯夜になっていないので、何とか寝られる。
 昨日気になっていた仕事を一つ片付けることができたので、今日からまた執筆再開だ。
 と思いつつ、午前中、久しぶりに hairdye 。若返った気分(笑)。
 だんだん気温が上昇してきたが、熱いインスタントラーメンで昼食にし、書斎に出動。
 ところが、なぜか頭も体も重い。少し、体を休めてから、と思って横になったら、起きられなくなった。
 そのまま夕方までダウン。
 このままではいけないと、屋外作業を少しして、気分一新したところへ、外出していたワイフが帰宅した。
 私がダウンしている間に、各地でにわか雨が降ったという。気が付かなかった。
 当地は何事もなかったが、豪雨に襲われた地域の被害結果はますますひどくなっている。しかし、あの居座った梅雨前線が、もしもっと東側にずれていたら、当然、東海地方も同じことになっていたはずだ。心配する自然災害は、地震だけでなく豪雨もだ。

7月10日(火)「ブーン、ピタ・・・の風さん」
 気分が落ち込んでいると、暗いニュースにばかり目がいきがちだ。当然、明るいニュースも世の中にはあふれている。しかし……。
 今日も暑くなりそうだ。とにかく少しでも仕事を進めないと。
 ホームセンターへ気になっている買い物に出かけた。帰りにJPで久しぶりに郵便物を投函した。
 帰宅して、少し気が楽になった。
 昼食も久しぶりに卵かけご飯であっという間。
 その後、暑くなる中、またダウンしかけたので、気合を入れて、少し雑務(体を動かす)をこなしてから、執筆を再開した。途中で電話があり、ショックな内容だったので、また落ち込んだ。
 晩ご飯の後、いつものようにリビングで、ワイフはテレビのニュース、私はソファでツムツムをしている時に恐ろしいことが起きた。
 ワイフが「何か飛んでいる」と言ったが、私には何も見えなかった。最近飛蚊症で悩んでいるワイフなので、小さな羽虫のような物が見えたのだろう、と思っていた。
 しばらくして「ブーン」と大きな羽音を立てながら、蛍光灯の近く、かなりの高度を虫が横切った。そして、ピアノの上方の壁に「ピタ」ととまった。
 大きな虫だが、カナブンにしては長く、蜂にしては大きかった。
 近寄ってよく見ると、ゴキだった!
 ワイフが取ってきたゴキジェットを噴霧したが、恐らく我が家のそこらじゅうに仕掛けてある毒エサのどれかを食べたのだろう、動きは緩慢で、苦労せずに仕留めることができた。
 ゴキが飛ぶことは知っているが、今夜の出現の仕方は不思議だった。

7月11日(水)「愛車キャメロン・・・の風さん」
 修理中のキャメロンの引き取りついでに、県図書に寄った(全然方向は違う。大回りした、迂回したということ)。
 前もってネットから蔵書検索をして、調べる書籍は決めてあった。
 県図書まで一般道で1時間以上かかる。名古屋の中心部へ向かうので、それなりの都市走行になるが、まったく気にせずというか、平然と走れるのは、慣れなのか鈍感なのか。多くのクルマの走りも、性能向上の割におとなしくなっている可能性もあるが。
 県図書では、すぐに書庫からの借り出しを申請し、それが出てきたら次は開架書籍の探索。すべて入手したところで、コピーをとる作戦を立てた。2冊から必要な部分を複写し、返却後、残りは借りた。それらはまた地元の図書館で返却することになりそうだ。
 既にお昼を回っていたので、エントランス横のコーヒースタンドでパンとコーヒーでランチ。
 約2時間の滞在だった。駐車料金は200円。
 そこからカリチューへ向かった。途中、UFJで現金をおろし、残高が要管理状態に入ったことを確認。
 今回のキャメロンの修理は後部幌の交換と、20万キロが目前なのでタイミングベルトの交換だ。請求金額に疑問があったので、キャメロンの修理部分を確認しながら相談した。私の疑問は理解してもらえたが、とりあえず修理代金は全額支払った。
 また1時間ほどかけて帰宅。キャメロンの走りは満足できるもので、これからどれだけ一緒に走れるのか、いとしいクルマ(ユーノスロードスターNA)である。

7月12日(木)「草刈りのチャンス・・・の風さん」
 今後1週間くらい猛暑が続く予報の中、今日だけは曇りがちの見込みだった。
 急いでルーチン雑務をこなし、昼食後、集中的に執筆に取り組み、午後4時から、屋外作業に出動した。裏庭の土地の電動草刈りである。
 雨が降り続く間もちゃんと雑草は伸び続けていたので、それなりの分量がある。
 日差しがそれほど強くなく、マイペースで続けたが、汗は流れる。
 結局、バッテリ2個半を要した。前回と同じくらいだ。
 シャワーを浴びて、買い物から帰宅したワイフと夕方のホットタイムをしたが、体力消耗により、もはや立ち直れない状態だった。
 明日のこと、大丈夫だよね、とワイフから確認の質問があった時、一瞬、何のことか思い出せなかった。
 明日は、家内の実家の両親をまじえたミニランチのイベントを約束していたのだ。
 ダイアリーには書いてあったが、すっかり忘れていた。
 晩ご飯の後は、郵便物を2つこしらえた。

7月13日(金)「岡崎城の見学・・・の風さん」
 途中、あちこち寄りながら、岡崎のホテルへ向かった。
 快晴で、気温もぐんぐん上がりそうだった。昨日の草刈りは大正解だった。
 ホテルの駐車場にアクアをとめて、岡崎公園内の岡崎城と家康館を見学に行った。会津若松城下を舞台にした小説を執筆しているので、お城を見られる機会は活用しなければならない。
 岡崎城は、外から眺めたことはあったが、内部に入るのは初めてだった。内部は現代建築の資料館なので、興味はなかったからだ。時代考証は無視して、とりあえず内部をめぐり、天守閣の最上階まで階段でのぼった。こぶりの天守閣の眺めを確認できた。
 家康館も初めてで、企画展は平家物語絵巻の展示だった。幕末と似ていて、源氏側からの資料展示みたいで、平家を悪者扱いしている。歴史を勝者の側から残すと、すべて勝者が善で敗者が悪となるから怖い。
 こういう歴史の残り方は現在も続いている。そのことをしっかり学べるようにすることが、歴史から学ぶということだ。
 ホテルの最上階でのランチは、たまたま端っこのテーブルだったので、言いたい放題の中で楽しく食事できた。最近、身体のトラブル続きのお義父さんも、楽しんでいた。それにしても、広い会場は女性ばかりである。こういった現実を何と見たらよいのか、なかなか難しい。

7月14日(土)「続けて猛暑かよ・・・の風さん」
 昨夜もエアコンなし、窓を開けただけで寝られた。ところが今日は、全国的に40℃近い暑さになることが予報されている。土曜日でもあり(理論的に無関係だが)、日中は屋外には出ないことにしよう。睡眠がどうなるかは、分からない。
 書斎の窓から新築工事の様子が見られる。現在、外構と盛り土をやっている。若夫婦が住むので、ステキな(長く住んでも魅力的な)家を建ててほしいと思っているが、まだ分からない。現在の工事は地元の土建屋さんで、我が家の裏の土地のはじっこを削って、クルマの進入路を作ってもらった会社だ。
 猛暑の中の工事をちらちら眺めながら、ルーチン雑務をたらたらとこなした。
 昼食は、納豆ご飯で済ませた。
『数学文化』に連載している短編の初校ゲラがPDFで届いていたので、著者校正をおこなった。従来、郵便で紙のゲラのやりとりをしていたが、大修正はなさそうだったので、PDFを提案したのだ。
 予想よりも修正か所は多かったが、PDFでも何とかできた。メール添付で送付して終了。今後もこんな感じでやれたらいいな。
 日中の1階のリビングの気温が32℃をこえていた。けっこうな暑さだったが、ちび助はソファの後ろでカバーをかぶって寝ていた。恐るべき寒がり猫で、この程度の暑さなどまるで気にならないみたいだ。
 とは言え、全国的には予報通りの猛暑で、地震の後は豪雨そして猛暑と、自然の怒りはおさまらない。

7月15日(日)「猛暑は続く・・・の風さん」
 目いっぱい寝坊して起床。暑くても熟睡できているのはなぜか? ろくに仕事もしていないのに疲れているのか、鈍感になっているのか、恐らくその両方だろう。やれやれ。
 元気なワイフは既に出かけていない。
 ブランチになるので、トーストにはマーガリンではなくジャムをぬってみた。おまけでヤクルトを1本。
 1階は可能な限り窓を開けて、空気の出入りができるようにしておいた。
 書斎から工事現場を見ると、日曜日なのに働いている。この時期の工事は暑くてきついが、工期も短いのかもしれない。我が家は3月末までに完成していたので、職人さんたちは楽だったかもしれない。2年連続のリフォーム工事も、梅雨入り前に完了するように配慮した。
 夕方まで、ルーチン雑務と執筆をゆっくりと続けた。
 予定通り、5時に洗濯物を取り込み、窓をすべて閉め、1階のエアコンを入れた。続けて、サンルームに置きっぱなしだったバーベキューの道具類をすべて裏の物置へしまった。これで、ワイフが安心してサンルームの片付けができるだろう。蚊に刺され、汗をかいたのでシャワーを浴びた。ここまでで1時間である。
 30分ほどしてワイフが帰宅したので遅いコーヒータイムにした。
 連日の猛暑で死者が出ている。間をおかずにまた豪雨や地震があったら、もう怒るぜ。

7月16日(月)「猛暑の中外出・・・の風さん」
 海の日で、シャバは3連休。今日も猛暑が予報されている。
 午前中にルーチン雑務を終え、昼食に卵かけご飯を食べ、キャメロンで出動。
 玄関横でセミの抜け殻を発見。毎年のことなので、なぜかホッとする(笑)。
 先ずホームセンターへ行き、続いてドラッグストア、最後はGSだ。
 観光地に住んでいるので、観光客が多いのではないかと期待するが、キャメロンで走り回っても、あまり感じられない。暑すぎるのだろうか。日差しが強く、外を歩いていると、夏の暑い時期に長崎へ行った日を思い出す。あれだけ汗をかきながら炎天下を観光したのは初めてだったなあ。
 帰宅したら、約2時間半が経過していた。かなり消耗した感じ。
 夕方のホットタイムでは、暑いなあ、を連発。エアコンを稼働させて1時間程度では30℃を切らない。だんだん家そのものが熱を帯びるようになっている。
 執筆を続けているが、能率も効率も上がらない。何か意識改革が必要なのだろう。
 今夜も窓を開けただけの寝室で睡眠だ。

7月17日(火)「日差しが弱そうだが・・・の風さん」
 暑くて目が覚めたわけではないが、寝坊したので既に気温が上昇していて、暑かった。
 階下におりるとワイフはもう出かけていた。タフのように見えるが、無理している気がして仕方ない。
 猛暑だが、昨日よりは最高気温は1℃くらい低い予報(とは言え、35℃ははるかに超える)なので、頑張って体を動かそう。
 ルーチン雑務はすいすいとこなし、復活した雑誌1冊処分も完了。あと英会話が復活すれば以前の状態だが、そこまで戻るにはもう少し執筆が進まねば。
 何度も2階と1階を往復し、体を動かしながら雑務も減らしていく。一度にできることも数回に分けてやっとできる有り様だが、これを受け入れて、とにかく1日に1ミリでも前進するしかない。
 今日の高速ランチは卵かけご飯。筋トレが復活しても高速ランチで済ませられれば、きっとスリムになれるのだろうが、筋トレ復活もまだ課題。
 執筆に入ったところで、仕事のペースが一気にダウンした。気温が上昇したこととは関係ない。集中力が途切れるのだ。仕事の効率や能率と集中力は密接な関係があると思う。そして、私の場合、集中力のベースとして体調がある。現在は筋力不足がネックだろう。
 気温は高いが、日差しはそれほど強くない。草刈り(電動は早い、手で刈る方)には良いコンディションだが、やはり気合が入らない。簡単な屋外作業で済ませた。
 相変わらずペースはのろいが、執筆を続けた。そのうちペースが上がると信じて。

7月18日(水)「夕方から草むしり・・・の風さん」
 いつ止まるか猛暑日(日中の最高気温が35℃超え)?
 ワイフを駅まで送るため、いつもより早起きした。快晴ではないが、曇りがちでも予想最高気温は35℃以上(ただし名古屋で代表)だ。書斎から見える工事のペースも落ちている。当然だろう。命にかかわる。
 早起きした分、時間があったので、午前中はどんどんルーチン雑務が進んだ。昼までに久々の英会話の勉強も含めて終了。ネットでVOA(Voice Of America)の中のトランプ大統領の記者会見を聴いた。プーチン大統領と会ったことを含めた重要なスピーチで、だいたい内容は知っていた。トランプ大統領の発音は明瞭で、英会話の勉強には適していると思った。しかし、オーラルが苦手の私にはほとんど意味がつかめず、国内での独学の困難さをまた感じて終わった。
 昼食は昨夜の残りだが、炊きたてのご飯が美味かった。
 午後になって、さあやるぞ、と机に向かったものの、一気に疲労が出てきてダウン。
 そのまま夕方になってしまった。
 昼寝したため、やけに元気になり、執筆に取り組むことができた。やはり体力は重要だ。
 午後6時に意を決して屋外作業に出動。草むしりをし、除草剤をまいた。日中の作業に比べれば、はるかに楽だった。シャワーを浴びて(ここまで約1時間)、ひと休みしてすぐ晩ご飯にした。昼と同じものだ。ただし、夏負け防止のためご飯は2杯。
 台所の蛍光灯が切れた(ちょっと予定より早かった)。
 執筆の続きをしている間に、ワイフが帰宅した。午後10時。
 アイスコーヒーを飲みながら、雑談した。我が家や実家の色々なことが話題だ。どこの家にもある、多くの懸案事項。
 夏の甲子園を目指して母校秋田高校が頑張っている。3回戦も勝った。

7月19日(木)「来年のセミナー企画案・・・の風さん」
 たいした暑さでもなかったのに、睡眠不足だ。ま、こんな朝もあるか。
 昨夜切れた台所の蛍光灯は築以来利用しているもので、カバーがすっかり黄ばんでしまった。町の電器屋さんへ電話し、そっくり交換したいと伝えた。
 体調は万全ではないが、書斎へ直行。リズムに乗るべく、テンポ良くルーチン雑務をこなしていった。今日も英会話の勉強まで到達。
 だんだん気温も上昇してきたようだ。昼食は納豆ご飯であっという間に終了。
 来年のセミナーの企画提案を求められていたので、気合が入っているうちにやってしまおうと取り組んだ。思った通り、気力も体力もこれくらいの仕事なら問題なかった(逆に言うと、小説の執筆は大変なパワーとエネルギーを要するということだ)。比較的短時間で完成したので、メールで送信した。
 ワイフとホットタイム後、恒例の墓参に出かけた。まだ十分に日が長いので、夕食前の行事になった。
 帰宅して執筆再開。

7月20日(金)「今日は電動草刈り・・・の風さん」
 目が覚めたら涼しいので驚いた。昨夜も熱帯夜のはずなのに。日中の気温が異常に高いので、熱帯夜でも涼しく感じるのかもしれない。それこそ異常だ。
 昨日に続いて、午前中にルーチン雑務をすべて終了した。なーんだ、やればできるじゃん。
 炎天下、JAまでキャメロンで行き、生活費をおろしてきた。
 昨夜の残りで昼食を摂ったあと、昼寝態勢に。実際は1階のフローリングの上でごろ寝。
 夕方涼しくなってから、予定通り、屋外作業に出動。電動草刈りである。このところ雨が降っていないのに、雑草はちゃんと伸びている。バッテリ2個でギリギリ刈り終えた。ただし、ナイロンカッターがなくなったので、途中で補充した。
 電動草刈りが大変なのは、土地の周りの掃除と、電動草刈り機の洗浄そしてバッテリの充電もするからだ。
 結局、シャワーも含めて1時間40分の作業だった。たっぷり汗をかいたので、発泡酒で水分補給した。
 22日に忠太郎地蔵供養が蓮華寺であるので、中村錦之助主演のDVD『瞼の母』を観た。昭和37年の映画で、母親役は小暮美千代だった。普遍的なテーマを見事に描いた作品で、ストーリーを熟知していても感動してしまう。

7月21日(土)「お菓子を買いに・・・の風さん」
 毎日猛暑なので、天候の話題が陳腐になっている。
 昨日に続いて、午前中にルーチン雑務を終え、昨夜の残りのおかずでご飯を食べて、買い物に出かけた。
 明日持参する品物だ。目的地は愛知県吉良(きら)町。吉良は吉良上野介の吉良で、地元では名君とされている。そこにあるお菓子がなかなか美味しいのと、五大路子さんが喜ぶのは確実なので(理由は省略)、買いに行ったのだ。
 往復2時間近いドライブになった。お供えとお土産と我が家のおやつを購入してまっすぐ帰宅した。
 やや早かったが、帰宅してすぐホットタイム。おやつは美味だった。
 明日は、忠太郎地蔵尊建立60周年の記念イベントになるが、同行するワイフは、ミーハーらしく、せっかく蓮華寺まで行くのだから、帰りに長浜にある黒壁スクエアを見てきたいと言う。多忙なワイフが同行するのは珍しいことなので、この望みをかなえてあげなければならない。その事前相談をした。
 明日の出発は早いので、早めに就寝した。しかし、暑くてなかなかつらい夜だ。

7月22日(日)「蓮華寺から黒壁スクエアへ・・・の風さん」
 6時起床。7時半出発。今日も暑くなりそうだ。
 今日のドライブルートは、昨年の岐阜大学行きのさらにその先までということになる。もっとも蓮華寺行きは、今回が3か4回目だが。
 1時間ちょっと走って養老SAで休憩。日曜日なので人出が多い。しかし、暑くてなかなか大変な行楽だ。
 予定通り9時半に到着した。法要が始まる前にワイフにお寺を案内した。五大路子さんは今日一人芝居をするので、共演者二人と昨日から来て入念な準備をしたいたらしい。さすがのプロ根性。
 法要のあと、本堂に移動して来賓のあいさつなどがあり、続けて一人芝居となった。文学座の役者さんと音楽家の3人構成である。出演者はけっこう過酷な環境の中での仕事で大変だったが、観衆の中には小さな子どももたくさんいて、皆、行儀よく鑑賞していたのには感心した。
 87歳の山折哲雄先生も駆けつけ、久しぶりに交流できて良かった。
 このまま地元の好意に甘えていると、どんどん時間が過ぎ去ってしまうので、ワイフの予定を口実に、今回は失礼し、長浜へ向かった。
 黒壁スクエアは、北国街道の途中駅として繁盛した町の古い建物を利用したテーマパークのような場所だった。色々な店があって面白かったが、とにかく暑かった。長崎の暑さを思い出したほどだ。
 夕方までそこで過ごし、家路についたが、帰りの高速は渋滞になった。
 とても自宅で晩御飯を食べる元気はなく、半田のレストランで夕食にしたが、エアコンが故障中とかで、暑かった。

7月23日(月)「猛暑は命の危険・・・の風さん」
 もはや自然災害の猛暑。毎日10人前後の方が熱中症で亡くなっている。こういった気象条件は今後も続くのだろう。ボケ老人の私は気を付けなければ。
 病院通いは著しく減ったが、残っている内科受診に行った。これは簡単には卒業できない。
 暑さのせいだろう、患者の数がやや少なく感じる。こんな暑さでは、外出は危険だ。
 帰りにホームセンターで排水口の栓を購入した。
 帰宅したが、もうバテバテ。猛暑の中の外出はやはり負担が大きい。昨日の疲労も残っているようだ。
 リビングのフローリングでダウン。
 途中で目が覚め、何か食べなければ、と思い、おかずの残りを温めて、発泡酒のつまみのようにして食べた。どんな方法を使ってでも食べなければ死ぬ。そんなことを感じる暑さだ。
 すぐにシャワーを浴び、さっぱりしたところでまたダウン。
 いちおうエアコンがついたリビングではあるが、弱めの設定なので、室温は約30℃だ。午後はほとんで寝ていたことになる。
 夕方、町の電器屋さんがやっと台所の蛍光灯を点検に来てくれた。カバーが黄ばんでしまったので、カタログから気に入ったデザインを選んで注文した。お茶でも一杯と言ったら、エアコンが壊れた家に行かねばならないと早々に帰って行った。猛暑になるとエアコンの故障も頻発するのだ。こういう時は、町の電器屋さんは、救急隊員に等しい。
 夜、書斎で少しだけ仕事をしたが、35℃から30℃に下がるのがやっとだった。

7月24日(火)「ゲラの校正が終了・・・の風さん」
 朝食後すぐ、屋外洗い場の排水口の栓を交換し、電動草刈り機をしまい、キャメロンの幌の分解に挑戦しかかったところで、中断した。もう暑くてやれない状況だった。
 たいした仕事をしたわけでもないのに、早くもバテ気味。
 書斎に入って、ルーチン雑務の処理に取り掛かったが、能率も効率も上がらない。疑似熱中症だろうか。いや、これは単なるボケ老人の症状だろう。
 しかし、そんなボケばかり言っていても仕方ない。5月の小栗まつりでおこなった講演の記録が、小栗上野介顕彰会で発行している『たつなみ』に掲載される。そのゲラの校正をおこなった。
 キャメロンで分局のポストまで投函に行き、東善寺の住職へもメールした。一段落。
 暑いときは熱いものが望ましい。久しぶりに昼食はインスタントラーメンにした。
 その後、リビングのフローリングでダウン。
 夕方のホットタイムの後、ようやく執筆再開。実際に執筆していない時でも、頭の中ではあれこれ思案しているので、その結果を反映させていくのだが、原稿はそのたびに変化していく。
 晩ご飯の後、2年ぶりにかき氷機を出して、いちごミルクを作ってみた。かき氷って、こんなに冷たかった? と、驚き。

7月25日(水)「パワー半開?・・・の風さん」
 今日こそは、と書斎へ。最近では珍しいくらいパワーを感じた。疲労がかなりとれたのだろう。
 ルーチン雑務をてきぱきとこなして行った。午前休憩もとって久しぶりにインスタントコーヒーを飲んだ。
 ルーチン雑務の中には雑誌の処理がある。今日は日本機械学会誌を取り上げて、パラパラとめくっていたら、面白い記事があった。ベテラン大学教授によるベンチャーの体験記で、迫真の内容というか、歯に衣着せぬ文体が素晴らしかった。いかに大学の研究と事業の間にはギャップがあるかということだ。
 最後に、これはルーチンではないが、図書館から借りた本を1冊まるごとPDFにした。古本を探したのだが、お値打ち品がなかったからだ。
 昼食にインスタントラーメンを食べたところまでが、充実した時間だった。そろそろ疲労が出てきたタイミングでもあり、昨日ほどではないものの、気温も上昇してきたので、リビングのフローリングで横になったら、また起きられなくなった。
 夕方恒例のホットタイムなしで、執筆を再開。時代考証をしっかりやると、最初のストーリーが成り立たないという状況になってしまった。

7月26日(木)「のろい執筆・・・の風さん」
 昨夜は熱帯夜だったのでエアコンをタイマーセットして就寝した。タイマーが切れる前に自分でオフにした。今朝、目が覚めたら蒸し暑かったのでエアコンをオンにした。しばらくしてエアコンが停止していた。このところ発生してなかったエラー停止だった。電源を切って(つまり電子回路の再起動をして)エアコンを再稼働させたが、しばらくしてまたエラー停止した。やば。
 気温が上昇する中、今日も午前中に猛烈な勢いでルーチン雑務をこなした。
 昼食はワイフがそうめんを作ってくれた。夏だねえ。
 午後から執筆再開。第一章はしっかり書こうと思っていて、人物造形から時代考証にいたるまでこだわりまくっている。だから、牛の歩みというより亀の歩みになっている。
 今日はぶっ倒れている余裕もなく、この調子で進めた。

7月27日(金)「いつもと逆・・・の風さん」
 台風が怪しい動きで日本列島に接近中である。予想進路を見ると、通常と逆。我が人生で一度も見たことない。地球が怒っているとしか思えない。
 で、今日は、いつもと逆の業務計画にしてみた。
 ワイフを駅まで送ってから、最初の仕事は執筆。昨日の続きである。何とか加速させたい。
 午前中にインスタントのホットタイム。昼食をはさんで執筆の続き。なかなかペースが上がらない。
 時間がきたので、『数学文化』の連載短編小説の再校ゲラの校正をし、編集者へメール送信。
 続けて、ルーチン雑務。これはもう機械的にこなした。
 明日、明後日と台風のために雨の予報である。そうなると月曜日も雑草が濡れていて刈れない恐れがあるので、今週の電動草刈りは今日がタイムリミットだ。4時から始めたかったが、5時からになってしまった。
 ……と、スマホを見ると、ワイフから帰宅メール! しまった、と思ったときには玄関のドアが開いて、ワイフが帰宅(笑)。
 それから恒例のホットタイムにし、ようやく屋外へ出動。
 ここしばらく猛暑で雨が降っていなかったので、雑草までが元気がない。バッテリ2個余裕で作業完了。その後、道路の清掃と草刈り機の洗浄、バッテリの充電をしてシャワーを浴びたが、朝から昼寝なしでここまできたのでヘトヘト。
 明日も朝が早いので、早めに就寝。

7月28日(土)「変な台風接近・・・の風さん」
 昨日は早起きだったが、今朝も早起き。7時から町内会の草取りがあるからだ。
 台風12号の影響で、雨が降り出す時間帯だったが、小雨の中、草刈りは実施された。
 たくさんの住民が参加したので、予定通りの時間で終了した。
 汗をかいたのでシャワーを浴び、朝食を摂ったところで、寝室へ行きダウン。体の節々が痛くて気持ちいい。
 昼過ぎに起き出して、卵ご飯とキムチで昼食にしてから書斎へ入った。
 台風の先発隊の雨雲は去って晴れているが、夕方から本隊がやってくる。それまでに、先ずルーチン雑務を急いで片付けた。
 続けて執筆再開。相変わらず加速しないが、少しずつ進んではいる。
 台風への備えはだいたいできている。
 夕方電話があり、知人の訃報を知った。明日の夕方通夜に行くことにした。
 天気予報通り雨風が強くなったのは午前零時ころだった。一番ひどい時期は寝てやり過ごそうと、シャワーを浴びに行った。すると、その途中で停電した。これはちょっと想定外というか、油断していた。
 懐中電灯やラジオを用意して、あとはワイフに任せた。

7月29日(日)「知人の通夜・・・の風さん」
 朝までには復旧するだろうと、何となく思っていた停電は、そんなに甘くなかった。
 愛知県内の半分くらいの地域で停電が発生していて、中でも住居地区の停電率は非常に高かった。電力会社が懸命に復旧作業に当たっているのだろうが、これだけ広範囲で発生しているということは、対処すべきポイントも異常に多いに違いない。
 ラジオを聴きながら情報収集につとめていたが、それよりもワイフのスマホのLINEグループからの情報が役に立った。幸い気温もそれほど高くなく、落ち着いていられた。
 10時過ぎに前触れもなく電気が戻った。すぐに屋内の点検に回ったが、驚くべきことがあった。
 執筆マシンが現状復帰していたのだ。いちおう昨夜最後にスリープモードにする時、ワード原稿の保存はしてあったが、停電でPCはシャットダウンしたと思っていた。デスクトップPCだからだ。
 ところが、見れば、まるでノートPCのように、いやそれ以上に驚くべきことに、まるでさっきまで仕事をしていたかのような画面で復帰していたのだ。
 停電に対してこのような対応機能があることを知らなかった。
 昼から通常の活動ができた。
 夕方からキャメロンで出かけた。GSで満タン給油し、久しぶりに自動洗車してから葬祭場へ向かった。
 会社の元同僚(先輩にあたる人で、一緒に仕事もしたが、その人の人柄が好きだった)の通夜に参列するためで、こういう場合よく経験する、懐かしい人との再会である。一種の同窓会だ。こういうことを何度も経験して、小説に反映したこともある。江戸時代の和算愛好家たちも、知人の葬儀に参列して互いの状況を語り合っていたのではないか、といったような。喪主の長男の挨拶が立派だった。
 帰宅して夕食になり、その後の台風情報をチェックした。
 今日も短い時間に執筆を続けたが、相変わらず加速しない。

7月30日(月)「台風の傷跡・・・の風さん」
 また週が明けて、頑張らねば、という気になる。
 先ずはルーチン雑務を必死でこなした。特に整理(不要なものは捨てる)が重要なので、毎日、必ず何かを捨てるようにしている。
 昼食後、ルーチン以外の雑務をした。裏の土地のステップに置いてあるセンサーライトを、台風前に屋内に避難させていたので、せっかくだから、電池のチェックと修理をした。これを戻すとき、同じく、屋内で乾燥させていた電動草刈り機を物置へしまいに行った。
 台風が去って、けっこう暑い。と思ったら、何と、防草シートがはがれていた。台風の暴風ではがれたのだ。こんなことは初めてだった。それを修理した。
 さらに、物置の横のかべにぶらさげてあった用具類がすべて風で散乱していた。こんなことも初めて。すさまじい風が吹いていたということだ。停電にもなるわけだ。
 こんなことで、早くも疲労を感じ、昼寝。
 夕方からはひたすら執筆。スピードはのろいが、調べながら、少しずつ前進。

7月31日(火)「猛暑は続く・・・の風さん」
 ゴミ集積場へのゴミ出しをしてから、書斎へ。
 今日の仕事は逆順。昨夜からの続きで執筆。
 県図書から借りた本の返却期限は明日だが、昨夜、古本を発注した。返却は明日、地元の図書館に決めた。とにかく時間がない。
 お昼は卵かけご飯と昨夜の残り。
 その後、ルーチン雑務をし、ワイフとアクアで出かけた。晴天でけっこう暑い。
 長女の部屋の特殊サイズカーテンの更新をするのだが、イージーオーダーで済ませることにしてホームセンターへ。現状のカーテンのサイズは測っておいたのだが、窓枠やカーテンレールのサイズも必要とのことで、発注は明日に延期。
 それから名古屋へ。
 ウィークデーで猛暑だが、外回りの人が多いのだろう、クルマがたくさん走っていた。ご苦労様。
 名駅で長女をピックアップして、ファミレスへ。
 食事しながら日曜日の食事会の事前打ち合わせをした。
 結局、3時間以上ファミレスに居座ったが、駐車料金も不要で助かった。
 帰宅は11時過ぎ。

2018年8月はここ

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